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行くもの去るもの 世の無常を感じるぞ

自分の棲家の周りは首都圏といっても相当に端っこの方で、高齢化が進む元ベッドタウンだ。それでも変化は起こるもので、駅前にあったお気に入りの弁当屋が閉店してしまった。まさにコロナのせいなのだとは思う。この店はテイクアウト専門店だから、コロナにはあまり影響されないだろうと思っていた。しかし、本来この店の売りだった、お惣菜の計り売りができなくなり、小分けにされたパック品が並ぶようになった。そのあたりがファン層の離れていく原因になったのかもしれないな、などと想像しているのだが・・・・。この店ののり弁が好きだったのだ、残念。

閉まる店があると思えば、新しく開く商売もあって、なんと農園の貸し出しだ。確かに、市民農園などと言う名目で市が有給のうちを貸し出してくれるサービスがある。これがなかなか人気で、抽選倍率も高い上に、抽選が一年に一回しかないので、申し込んでも運が悪ければ何年も当たらないらしい。農作業は究極のアウトドア活動なので、このご時世には商売になると考えたのか、凄いぞ西武鉄道グループ。パチパチパチ。農園には作業道具収納ロッカーと駐車場が設置されている。いたせりつくせりだ。

西武鉄道はファンドに買われて、なんだか一気に変わってきた感じがする。所沢を中心に郊外駅周辺の再開発が進む。テレワーク用の個室レンタルも始まるようだ。デスク、空調、トイレ完備の6畳間くらいの広さなのだそうだ。確かに一人で仕事やるには十分なスペースだろう。風呂やシャワーなどは不要だし。都心のオフィスであれば、一坪の家賃が3−4万円として、6畳間の賃料は10万円越えになる。この郊外型ワークスペースはその半額程度とのことで、確かに企業から見てもコスト削減になる。労働環境としては政府推奨のテレワーク、完全個人作業スペースだ。なんだか流行になりそうな気もする。在宅ワークは色々と課題があることが明らかになってきたので、家から徒歩で通える作業スペースは、意外と大きな需要に膨れ上がるのかもしれない。都心とは異なる新しいニーズが、田舎町から生まれるという時代が始まるのか?

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