食べ物レポート

札幌シリーズその7 イチオシラーメンは遠い

札幌は人口200万人近くの大都市なのだが、公共交通インフラは地下鉄が3線。JRが札幌駅から東西南北に向かうという構造で、その隙間をバスが埋めるのだが、バスの本数が驚くほど少ない。交通インフラ整備と冬の積雪対策は不可分なのだが、どうやら札幌市民は駅に行ってみんなで公共交通機関を使うより、自分の勝手で移動できる車運転社会が望ましいようだ。そのせいで、駅周辺ではなく、車でなければ行けないような不便な場所?に名店が多い。逆を言えば都心部のように家賃が高く駐車場の確保に手間がかかる場所では、ヒットするレストランが生まれにくいということだ。ここだけ切り取れば、首都圏とは全く構造の違う、アメリカンな生活様式と言えるだろう。

だから、行列のできる美味しいラーメン屋の絶対条件は「駐車場完備 それも10台以上」ということになる。駐車場の台数=人気度合いといっても良いと思う。この吉山商店は、駐車場が店頭3台、店舗脇が15台という「強力」店舗だった。

行列を嫌って11時ちょっと過ぎに行ったが、すでに満席で、注文したラーメンが出てくるまでには4−5組が待ち席でウェイティング状態になっていた。店の中も活気があるが、繁盛店の常で商品が出てくるのが早い。待たされたという感覚がないくらいで、人気ナンバーワン「焙煎ごまみそラーメン」が出てきた。札幌にはとんこつベースの人気味噌ラーメン店は数々あるが、現時点ではこれが一番人気かもしれない。濃厚な味噌味と、もちっとした麺の相性は抜群だ。これは車とばしてわざわざ食べにくるレベルだなあ。

待ち客が多くて広い駐車場があるラーメン屋といえば「純蓮」を思い出すが、閉店してしまった「玄咲」とか、今でも最長行列の「彩未」とか、駐車場から車が溢れる店も多くある。都心部からラーメン店が逃げ出し、美味しいラーメン店に行くには車が必要だという困った状況になってしまった。首都圏暮らしに慣れたものにとって、札幌で暮らしていくのはちょっと大変なのだなあ・・・。

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