街を歩く

銀座でちびりと

銀座といえば高級料理店が立ち並ぶというイメージがある。なかなか気軽に食事ができる場所がないと思い込みがちだが、意外とローカル向けというか、地元密着型のお手頃な店もある。その中の一軒がこちら。表の通りから少し奥まったところにあるので目立たない。昼は定食屋で、夜は居酒屋として賑わっている。そんな店に昼のピークをちょっとずらして、軽く一杯やるのは大人の楽しみ? 大人の嗜み? というものではないか。こんな時は、まず瓶ビールでキュッと行きたい。生ビールのジョッキはちょっと似合わない気がする。

ずらっと並んだお品書きが、正統居酒屋の使命で存在価値の源のような気がする。できれば端から順番に注文したいくらいの名品揃いだ・・・。どのメニューも銀座というよりは東京下町的な感じがする。どじょうやイワシが並んでいるあたりは東京ローカル感たっぷり。アヒージョとかカルパッチョとかカタカナがないのも、今の居酒屋では珍しい。

誰に言われなくても、こういうところは一人で行って黙々と飲むのが良いのだろう。一人呑みができない政治屋とか高級行政職の連中には、理解できない世界だとは思うが・・・。喋らなければマスクも不要、それくらい人民はわかっているよと言いたい。大多数の国民は良識的に自分で考えて行動している。国民は俺たちのいうことを聞かないなどと思っている。そこのすれ違いというか温度差が、政府や行政にたいする支持の低さの原因だと思うのだがなあ。街中の居酒屋でちびりと呑みながら政治について思ったことだ。

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