街を歩く

冬の終わりの札幌で

この時期の札幌は雪がようやく溶けて歩きやすくなるが、気温はまだまだ低い。春の初めというより冬の終わりという感じがあっていると思う。その札幌のススキノという大繁華街で、それなりにランドマークとなっていた旧旧松坂屋、旧ロビンソン百貨店、その後はショッピングモールになったビルが消えた。よくみるススキノの街が低く見える。この場所には平成ガメラ第二部で、宇宙から飛来した植物系怪獣が成長して、ビルを破壊するというガメラシリーズ屈指の名場面のご当地なのだが・・・。ちなみに平成ガメラ札幌編にはあの北海道出身の著名俳優が、地下鉄のモブとして登場しているが、事務的な手続きミスでクレジットが出なかったという話を聞いたことがある。

ススキノの近くにあるもう一つの老舗商店街、狸小路にあったラーメン屋の前に荷物が積んであり改装かと思ったら閉店したようだ。確かに、この店は外国人観光客で混雑していたから、コロナの影響がもろに出たんだろう。外国人観光客が戻るのは何年先になるかとおもえば、店を閉める気になったのかもしれない。この店の跡は、一人焼肉店になるようだ。街の新陳代謝がひっそりと進むのだな。

3月の中旬では、完全な雪解けの時期には遠い。昼間降っていた雨が夜更けには雪へと変わってしまう。かの有名なポピュラーソングと同じだ。

この時期の札幌のあちこちには、こうした雪解けの「光景」が現在進行形で見られるのだが、ここまで溶けていると、およそ1週間くらいで完全に溶けるだろう。

ただし、大多数の雪解けの場所では、こんな具合に「黒い雪」が当たり前で、雪解けは嬉しいが、街の中はあちこちで、ちょっと汚れた感じに見える時期でもあり・・・。あちこちでは滑り止めにまかれた砂がじゃりじゃりという、なんとも微妙な季節だ。

あと一月もすれば、梅と桜とコブシが一斉に咲き出す、北国の春が始まる。そんな花咲き乱れる5月になったとしても、ちょっと寒くなれば雪も降るので、夜桜を見に行ったら、月も出ていて雪も降っていて、雪月花が同時に見える、なんとも花札みたいな光景に出会うこともある。まあ、それが北海道ということなのだね。

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