街を歩く

秩父に行こう その5 街角の風景を拾いまくり

秩父神社の参詣路にある洋館は、これまた典型的な和洋折衷というか、瓦屋根のカーブが美しい。お医者さんのうちだったのだろうけれど、「風と共に去りぬ」に出てきたアメリカ南部の邸宅もこんなふうに見えた。本物はもっと大けれど。ただ、雨樋はついていないような気もする。

秩父駅には売店らしきものがなく、横に土産物屋が併設されているためなのかもしれないが、ちょっと面白いものを発見した。ニュース君、これはすごい。この新聞のラインアップが系列無視というかなんと言えない。3日とスポニチは系列のはずだが。東京新聞の系列スポーツ紙(東京中日スポーツ)は無視して、朝日新聞系の日刊スポーツが入っている。埼玉県では読売新聞のシェアが高いが読売は本誌もスポーツ紙もなし。そして、埼玉新聞という希少新聞がセットされている。なんとも、素晴らしい新聞社選択。いったいどこがこの機械を設置しているのだろう。毎日新聞か?秩父鉄道か? 

秩父駅の駅前は、おそらく商店会の定めなのか。お店の先に丸い看板がかかっている。この風格のある豆腐屋には「とうふ」とかかっている。なんともアートな看板で綺麗なものだと思ってみていたのだが、豆腐屋の横のピンクの看板「ローザ」さんが気になった。このお店の看板はどうなっているのかと探してみたら、「しょくどう」とひらがなで書いてあった。なんとなく、なるほどねえ、と納得した。この丸い看板の制作者かデザイナーか、天才的なセンスを持っているのだ。一度仕事をご一緒したいくらいの感動だった。

街をぶらぶら歩くときの楽しみは、こんな風に「へんなもの」を見つけることにあると思っている。秩父の街は楽しい変なものだらけ(街の人には失礼に聞こえるかもしれないので、わるぎはないのですと謝ってきます)なので、何度でも行きたくなる。

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