たまたまネットで見かけた崎陽軒の季節弁当を買いたいと思いながら、都内まで外出する機会が少なく、また買いに行ったら売り切れていたりして、手に入れるまで1ヶ月以上かかった貴重品だ。

駅弁は蓋を開ける時が一番ワクワクする。何があるかな?という楽しみだ。この冬弁当の一番売りはご飯が2種類ということだろう。白飯と炊き込みご飯のWというのはとても嬉しい。おかずを見ると定番焼売が3個とはちょっと最強いが、同じ味のシウマイ弁当のおかずが適度に入っている。マグロの唐揚げがメインらしい。シウマイ弁当と比べると幕内化が進んでいるので、ちまちまと色々食べたい人向きで、ご飯の量が少なめということを考え合わせると、これは高齢者向け弁当だなあ、などとぶつくさ言いながら完食した。うまいと思う。ただ、シウマイ弁当には勝てないか。絶対定番の威力というのはそういうものだろう。

つい浮気をして季節弁当を食べてみたが、やはり定番の方が良かったなと、後悔しながら安心するみたいな構図で・・・。ちなみに2月からは「春のかながわ弁当」が売り出されているようなのだが、当分浮気はしないことにした。