街を歩く

恵比寿の懐かしの店

恵比寿駅西口あたりの商店街と飲み屋街はずいぶん長い間お世話になった。たまに恵比寿に行けば、懐かしの店を訪れることになる。そんな一軒が四川料理店「虎8」だ。ランチでも夜の小洒落た飲み会でも使い勝手の良い店だったが、しばらく行かないうちに改装して見違えてしまった。

なんとなく歴史を感じる中華料理店だったのだが、なんとまあ、スタイリッシュなデザインで、もうびっくりしました。中のレイアウトも変わっていて、カウンター席もある。これは一人飲みでも良さそうな感じだ。ただし、壁を見ると何やら居酒屋風な品書きが貼ってあるあたりのアンバランス感が、これまた良いなあという感じがするのは、贔屓の引き倒しというやつか。ヨダレ鷄にトマト卵炒めを頼んで紹興酒ロック。みたいな飲み方がしたい・

そこはランチということでグッと我慢して、いつも頼む坦々麺ではなく、妙に目についた醤油ラーメンにしてみた。これがいわゆるラーメンではなく中華スープベースの汁そばとでもいうべきもので、スッキリした味わいの、中華っぽくないうまさだった。二日酔いの日にはとてもありがたい食べ物ではないか。おなかに優しいラーメンという、最近ではあまり見当たらない一品だった。

毎日通っていた頃にはわからない街の移り変わりみたいなことは、やはりこんなところに現れるのだなあ。潰れてなくなる店もあれば、新しく装いを変える店もある。やはり街は生き物なのだね。次回は、夜に行くぞと言いたいが、何ヶ月先になることやら。

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