食べ物レポート

くら寿司の回らない方の話

回転寿司では「くら寿司」を贔屓にしていた。昔まだ子供が小さかった頃、くら寿司の皿を五枚返却するたびにガラポン抽選ができる仕組みが楽しみだったらしく、いつもくら寿司に行っていた。子供が少し大きくなると、なぜか好みがスシローになったようで、家族でくら寿司に行くことも減った。100円均一だった回転寿司も価格帯が広がり、200円皿とか300円皿が登場するまではついていけたが、ラーメンやうどんが出てきたあたりからなんとなく利用回数が減った。子供たちが大きくなったせいもあるだろう。大人が一人で言ってガラポンしていてもねえ、わびしいよねえ、という心の声が聞こえてくるし。最近は入店時にガラポンやりますかと聞かれて、やりますとは言えずガラポンなしの席に案内されることが多くなっていた。

ところが、このコロナのおかげというか、影響というか、くら寿司では非対面接客が急速に進行したようで、入店すると入り口で発券機から案内カードを取り、店内放送で案内カードの番号を呼び出され、指定されたテーブル番号に自分で歩いて行く。従業員とお話しするのは会計ボタンを押した後の確認の時だけ。会計もセルフサービスのレジで済ませるので、お店を出るまで本当に会話ゼロに近い。これは一人飯の時には「対コロナ」としてたいへん優れた仕組みだなと思いつつ、何やらちょっと寂しい気分もするのだが。

そのくら寿司のランチセットが、茶碗蒸しか味噌汁付き、寿司9貫でワンコインと、これまたビックリなコストパフォーマンスを見せてくれる。この大きな皿が回転レーンに乗るはずもないので、直送レーンで出てくる。回転寿司屋の回らない方のやつということだ。ガストやサイゼリヤのランチがワンコインであるのに対抗したのかもしれないが、平日の一人飯としては最強に近いと思う。寿司ではなく海鮮丼のセットもあるので、ガツンと食べたければそちらが良いかもしれない。

あるいは、このランチ寿司セットにラーメンを追加するという手もある。回転寿司屋のラーメンはどこも小ぶりなので、具沢山の味噌汁的な扱いだろう。魚が乗っていない寿司も充実しているし、デザートもバリエーションが多くなった。アフターコロナの勝ち組は回転寿司なのかもしれないななどと思いつつ、くら寿司のランチセットとビッグマックセットを頭の中で比べていた。どっちのコスパが良いだろうか。ハンバーグが乗った軍艦巻きもまわる時代か・・・。

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