街を歩く

最近の外食企業で気づいたこと あれこれ

もう今頃は終わっていると思うが、ミスドのキャンペーンで行列ができていたらしい。店の中を覗いてみたら、確かにピカチュウがいた。昔々であれば、子供にねだられたら行列に並んでしまっただろうが。今はコロナの対策と行列という悩ましい問題で、お店の人たちも大変だろう。

スタバも何やら高飛車な言い分だとちょっと憤慨したが、やはり人気ブランドだけに対策強化は必然だろう。おまけにエントリー期間が早すぎるような気がするがこれも混乱を避けるためか。商売と感染防止のバランスなのだろう。強いブランドは自分優位に作戦をたてられて良いなあ。

ついに吉野家がカレー屋になってしまった、という反論をねじ伏せる「牛が主役」宣言で、これもちょっと微妙。吉野家ファンとして、カレールーとの相性がなやみどころだ。個人的にはカレぎゅう好きなので文句はないが。それにしても牛丼屋はいったいどこに行くのだろう。牛丼世界の地平線を超えつつあることは間違いないな。

松屋はとうの昔に地平線を超えて別ワールドに突入したと思う。個人的な感想を言えば、正しい定食屋の道を爆進しているということだろう。松屋のカレーは好みで、「うまし」だった。いまや、お気楽に食べられる焼肉定食屋が立ち位置だろう。この店頭の風景を見れば、本当に何屋だかわからない。そして、それが狙いの、全方位対応ということなのだろう。松屋がんばれ。

ガストの入り口にさりげなく置かれていた一枚の告知板。POPとしては秀逸の極みだ。テイクアウトで気になるのは待ち時間だから、テイクアウトで買おうかなと思って迷っている客には、これはけっこう重要な情報だろう。ただ、時代を考えればスマホで注文決済が主役のはずで、下に小さく書いているようでは対策としてどうでしょうという気になってしまう。これをみて飛び込みで入ってくる人もいないような気もするし。

コロナの時代に外食各社は手探りで色々な対応していて、どれが有効策なのかはわからないままの試行錯誤が続く。それを傍から見て文句をつけるとはという顰蹙も買いそうだが、実はこういう客目線での比較は自分でやるのはなかなか難しい。自己満足的に他者と比較ができたとしても、役に立つ振り返りができるがどうか。などと言いながら「おせっかいな視点で」街歩きをしております。

ちなみに、一言弁解しておくと、この写真のお店群は、自分としては好きな店で普段からよく使っている自称ヘビーユーザーなので、批判のための批判をするつもりは全くない。

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