外出自粛だそうで、4月に狂ったように叫んでいたマスメディアも、微妙に低調な報道姿勢というか。高齢者の重症化する疾病という認識が一般的になってきたせいだろう。要するに老人病(最近こういう言い方はしなくなってきたなあ、老人という言葉が刈り取られてしまったせいだ)と、事実上の認定がされたということではないだろうか。gotoによる人の移動より、気温低下による季節的な、そして人体の免疫低下がコロナ拡大の要因という意見も見られる。個人的には、インフルエンザと同じで、免疫低下による拡大説がもっともだという気がする。そういえば、4月ごろに「夏になり気温が上がればコロナも収まる」と騒いでいた連中、8月の第二波の時は沈黙していたなあ。今年のインフルエンザは記録的に発症者が少ないらしい。そのせいでといって良いのか、なぜか所沢で北海道イベントを見つけた時には、笑ってしまった。北海道に行くのは怖いのね、という客心理につけ込んだというか、便乗したというか、それとも観光客が減る北海道応援なのか・・・。

所沢で大志を抱いたらどうなるのかという素朴な疑問が頭の中で旋回する。所沢名物、焼き団子で全国チェーンを作るとか、銘茶として所沢市民の誇り?である狭山茶王を目指すか。ただ狭山茶の場合、入間市とか狭山市とか川越市とか茶畑が分散しているしなあ。あとはなんだろう、トトロの森か? でも、あの監督さんの住んでいるところは東京都東村山市で、守りたい森はご自宅周辺らしい。となると所沢ではなく、東京都の話だ。都県境の街だけに、その辺り微妙なのだ。

並べられた商品は、どれもなかなか魅力的だが、北海道では見た事がない。ただ、プレートを見るとなかなか楽しめる。写真左上で難読漢字「虎杖浜」(こじょうはま)の文字は久しぶりに見た。確かに虎杖浜(苫小牧と室蘭の間あたり)は、たらこが有名だったような記憶もある。右上のベル食品は、札幌でジンギスカンといえばベルのタレという、ひょっとするとキッコーマンよりも有名かもしれないタレメーカーだ。マルハニチロの鮭缶は、個人的な缶詰の大定番で、ツナ缶より馴染みがある。これを3年寝かせて(賞味期間切れになるかもしれないが)、醤油をかけて食べるのが楽しみだ。缶詰も熟成が進むとうまいものがある。右下の藤原製麺は、乾燥ラーメンの老舗メーカーだと思うが、円山動物園のシロクマラーメンが絶品だ。シロクマのラーメンといっても熊肉が入っているわけではなく、イメージキャラクターとして活躍。

埼玉県のgotoキャンペーンも今は停止中だが、これは早めに再開して欲しい。所沢市の応援商品券と合わせて、地元でお金を使ってねというのは正しい事だ。ファミマで買えるというのがなんとも微妙で、元・西武グループのファミマの本拠地は所沢?だったということかもしれない。

所沢では有名な神社が「神明社」で、境内には商売繁盛を願う大きな熊手があった。確かに年末が近づいてきている。コロナで商売がうまくいかない人も多い時期だけに、せめて気持ちは明るくねということなのか。
地元でも色々とイベントが起きているということに、今更ながら気がついた。晴れた日には散歩するという「新しい生活習慣」のおかげでありますね。