食べ物レポート

サイゼリヤのマスク会食の確認

コロナ第3波と騒がれる中、マスク会食なる怪しい逃げ口上が首相から出るあたりで、「本音と建前だとわかった気がする。コロナ対策は口だけで済ませるということなのだろう。それにぶつぶついってもしょうがないので、外食企業は自前の生き残り策が重要だ。その先頭を一人で走っていて、誰も後についてこないというのが、ちょっと寂しいサイゼリヤのマスク会食技法。お店に行ってどれくらいの人が実行しているか確認に行ってきた。平日昼間で、大方の客が高校生などの学生と主婦らしき女性集団で締められている。オヤジのランチ客はほぼいないという状況で、サイゼリヤ方式マスクは「ゼロ」だった。都内のオフィス街あたりであれば存在確認できるのかもしれないが・・・。

そもそもマスクにするナプキン状の紙が見当たらない。と思っていたら、紙ナプキンの後方半分が、マスク用だった。隠れていて見つけられず、帰り際に間違って後ろ側のナプキンをとったら、「しゃべれるくん」と書かれたマスク用紙だった。レジ前にも置いてあったが、これは入店時に見つけられないと・・・。金払って帰る時では遅すぎると思うが。

サイゼリヤの注文方式は、注文用紙にメニュー番号を書いて渡すという「準・非接触型」に変更され、従業員の会話の数は減ったはずだが。結局、メニュー用紙を読み上げ確認するので、客とのやりとりが半減したという感じだろう。従業員保護という観点では、客が喋らないことが一番なので、それなりに正解だが。こちらのミスでメニュー番号を書き間違え、食べることになった豆料理が予想外にうまい。次回からはこれも頼むことにしよう。豆だけ、これだけガッチリ食べる機会はなかなかない。

正しい(こちらの主観では)注文は、この鳥手羽の辛味揚げで、昔自分でも取り扱っていたしろものだが、あげていない唐揚げはなかなか美味いのだ。これは工場で下上げしたものをジェットオーブンで再加熱しているはずだが、油っぽくなくて良い。この「オーブン加熱」揚げ物は、なかなか製造が難しいはずだが、サイゼリヤ製品は愛用している。(店によってはいただけないものも多い、工場生産の高い技術力が要求される)

このチキンに、サイゼリヤのホットソースとクラッシュペッパーをたっぷりかけると、なんとあっという間にアメリカンなバッファローウイングに変身する。最近のサイゼリヤ推しの「自分で味変」を実行したまでだが、日本で本格的なバッファーロウイングを食べることはほぼ不可能なので、これは貴重だ。(理由はアメリカンな味が、酸っぱすぎて、辛すぎるからなのだが)

マスク姿を見に行って、そちらの収穫はゼロ。ただし、美味しいランチは食べてきたので、よしとしようか。

日本国政府の皆さん、首相の提唱?するマスク会食は政府関係者で実施して、首相官邸発信でSNSやyoutubeに流しては如何ですか。誰も面倒くさがってやっていないようでは、春先のマスク騒動より話題になりません。

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