旅をする

観光産業について考えてみた

札幌観光は復活したのかという話をちょっと前に書いたのだが、北海道庁旧庁舎前にあふれていた観光客はすっかり消滅したようなので、やはり国内観光客だけでは観光需要は足りないのかと思っていた。ところが、ホテルの値段を見ると全くコロナ前の水準に戻っている。コロナ のピークは一泊三千円みたいな値段だったので、そこだけを見ればやはりまともな商売に近づいてきたのか。Go Toの補助があるので実際の支払いは、コロナ中の価格に近いのだが。

北海道庁 旧赤煉瓦庁舎

ただし、宿泊客が北海道外からやってくるということであれば、この観光スポット前のガラガラな人影は問題かもしれないが、実は道内(道民)旅行者が増えているのであれば、こんな場所に集まってくるはずもない。例えばコンサートを見にきたとか、野球の試合を見にきたという道民旅行者であれば、道庁見物などくるはずもない。この辺りは注意が必要だ。Go To eatが始まって、ポイント貰える店を探すと、なんだか若者向け居酒屋ばかりが並んでいる。確かに高齢者は、スマホで予約などしそうもないから高齢者向けの店は参加していないのかもしれないが。そしてたまたま大正店に入ってみると、なんと客のほぼ全員が20−30代に見える。間違っても50歳以上の客はいそうもない。なんとなく見えてきたような気がするが、Go To eatというシステムは客を選別する仕組みなのだ。コロナ怖いのジジババは、そもそも外出しない、外食などしないので、Go Toなんちゃらは関係ない。コロナ を怖がらない、ちょっと呑気なジジババはそれなりに遊びに行くようだが、コロナ を怖がらない若者とは、全く有共有すら場所がない。コロナに対して無敵な若年層はGo To eatを使いまくるが、そこには高齢者は登場しがたい仕掛けなので、必然的に若者だけの空間になる。

おそらくGo Toキャンペーンが終わる頃には、この差別化された店舗、つまり実質的に高齢者お断りな店が生き残ることになる。そして数少ない「コロナ を恐れない高齢者」専用店が細々と生き残る。全年齢層対応の観光客相手の店は生き残りが難しい。そんな図式が見えてくる。

まさかとは思うが、日本政府はそこまで世代の分断と断裂を意図したのか。世代を分断すれば、感染しても死なない層は経済を元どおりにする。そのためにはどんどん旅行して、観光して、たくさん飲み食いさせる。感染すると死んでしまう可能性の高い高齢者は、高齢者専用店舗に収容して(そこではクーポンも使えず)、若者との接触を遮断する。これを観光産業復活という名目で実施した。もしそうだとすれば、実に恐るべきコロナ感染拡大防止策だ。いやいや、そこまで日本政府は頭良くないだろう、考えすぎだと思いたい・・・・・。

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