久しぶりに新宿に出て夜遊びをした。明らかに人通りは少ないものの、夏前のゴーストタウンからは回復したようだ。

ただ夜の接待をともなう営業店がある歌舞伎町には近寄らず、広い通りを挟んだ場所で少人数で飲むのだが、それも早い時間から始めてチャチャっとお終いにする。アフターコロナの新しい生活防衛手段だ。最近はすっかりニュースでお見かけする事もない東京都知事だが、あの方を見ないというのは平和になってきたと思うべきだろうか。さんざんイラッとさせられたので、もう2度と見ることがなくても良いと思う。ただ、非常事態には憎まれ役が必要だから、都知事や前首相がその役を果たしてくれていたと、今更ながら感謝するべきなのか。歌舞伎町の人混みを見ながら、薄ぼんやりとそんなことを考えていた。