食べ物レポート

テイクアウトという商売

コロナ自粛の後、そろそろと動き出した外食産業、飲食業だが、第二波襲来によって息の根が止められる店も続出しそうだ。もともと店内飲食主体の商売をしていたところが、コロナ対策でテイクアウトを始めてみてもなかなかうまく行かない。ラーメン屋やうどん屋など麺の専門店はその典型だろう。

ひとひねりがたりない 

幸楽苑の弁当を買ってみたのは、ネットでの紹介記事がきっかけだったが、明らかにやっつけ仕事で完成度が低い。ワンコイン500円という価格設定も頂けない。コンビニ弁当と比べても差別化はできていないし、価格は高い。おまけに注文してから5分以上待たされる。ラーメンに乗せる追加トッピングを白飯の上に乗せただけで、何の捻りもない。同じ時期にホットモットはのり弁を進化させて300円台で売っていた。
せめて白飯ではなくらーめんスープで炊いた飯にしてみるとか、特製らーめんタレを改良したつけタレにするとか、何か新しい旨さを感じさせることはできないものか。今治名物のチャーシュ卵飯くらいの変化は見せられないのか。

ピザは写真写りが悪いが、実物もそれなりで

それと比べて、知恵を使っているなあと思わせたのはガストのお持ち帰り。もともとデリバリーもやっているガストだが、期間限定で特別価格のキャンペーンをやってみるなど、なかなか攻め方が上手い。確か500円以下の値付けだったと思っていたコーンピザがいつの間にか値上げをして600円台になっていた。これはスカイラークという企業文化のいつもやる悪い癖で、いつの間にか値上げをしている。どうも、コロナの自粛期間に合わせた(客の足元を見た)感じの価格調整のような気もする。ただし宅配ピザ屋ではこの値段はできないので、品質と価格のバランスは取れているのかもしれない。

ハンバーグは専用ソースがついてくる

ファミリーセットという1000円特別価格の販売メニューだが、これも定価はわからない(普段は売っていない)ので、お買い得と言えるかどうかは問題ありなのだが、ハンバーグ3枚とグリルチキン2枚に、ポテトやソーセージのおまけが少々。肉肉しいセットなので、確かに小学生くらいの子供がいる家庭には人気があるかもしれない。

宅配ピザのMサイズよりは一回り程度小さいピザと肉盛りセット合わせて1700円程度、親子3人で食べれば十分な量だ。パーティーセットと言われると、ちょっと悲しい気がするが、ファミリーセットであれば、今日のうちの晩ご飯はこれだと言えるくらいのボリュームと満足度ではないか。

これだけあればお腹いっぱいになるだろう

幸楽苑とガスト、どちらも客席での飲食を中心に成長した大チェーンだが、テイクアウト対応の差はあまりにも大きいような気がする。生き残るチェーンは、このテイクアウトの課題をどうやって上手に解決できるか。今年の後半で勝負はつくだろう。

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