街を歩く

コロナ対策というべきだろう「喫煙」表示

4月から実施された健康増進法の禁煙強化は、外食産業にとってかなり重大な問題だったのだが、コロナ対策の中で埋もれてしまった。テレビなどのマスメディアでも報道されたのを見た記憶がない。それどころか中小企業が経営する飲食店の休業や閉店の話題が沸騰する中で、あえてこの問題を取り上げるメディアもなかったということだろう。

きっと外向人観光客が多い店だったのだろうと推察される

基本的に飲食店での喫煙は禁止というのが法律の趣旨だが、中小企業が運営する場所は経過措置として喫煙を認めることになっている。
簡単にいうと、大企業が運営するチェーン店は原則アウトだが、個人や中小企業が経営し、客席が100平方メートル以下、つまり30坪以下の店では、20歳未満の客及び従業員を入店させない事を条件に、「店頭に喫煙可能、二十歳未満入店禁止」と表示すれば喫煙できる。
個人的には、この表示をすると非喫煙者が入店を嫌うので、商売的には旨味が足りないと思っていた。現在の全人口の喫煙率は2割程度、つまり8割の人間を敵に回す行為だからだ。喫煙OK表示は目にすることも珍しいことになると思い込んでいた。ところが、このコロナによる、居酒屋を含む飲食業の壊滅状態は、経営者から禁煙と喫煙の損得勘定を考える余裕を奪ってしまった。今そこにある客をどう捕まえるかしか考えられなくなったのだ。

まず、禁煙席を放棄した「全席喫煙OK」という表示で、外向人観光客が壊滅している現状で日本語を含め4カ国語表記。経営者の切実感と長期戦の構えが見える。しかし、喫煙するインバウンド客って、国が特定されそうだが。ピクトグラム付きは確かにグローバルをイメージしたサインだが、アメリカ人の大多数はこれを見たら嫌がるだろうなあ。Under20の入店禁止サインは初めて見た。

この店は一度行ってみたかったのだが こう書かれるとちょっと行きづらいか

もっと積極的なのは、このタバコのサイン、これって法律的にどうかなと思うが、健康増進法の趣旨は理解していないが、法運用は理解していると解釈するべきなのだろう。オフィスビルの地下という立地だけに、そもそも利用者はおっさんに限られていると言うことなので、案外と問題視されないかも知れない。喫煙者にとっては砂漠のオアシス的サインに見えるかも。

一番一般的なサインはこのピクトグラム方式なのか。どちらにしてもここ半年くらいの間に、コロナが収まり商売が正常化すれば、禁煙喫煙のどちらが得かの判断は出来るようになる。今の時点では、激減した客を取り戻すには喫煙可が得策と考える店がそれなりにあると言うことだ。

北海道は道議会庁舎を新築した時に喫煙室を設けると言う話題で盛り上がっている。行政機関の敷地内は全面禁止なのだが、道議会は行政機関ではないと言う理屈だそうだ。北海道では色々とニュースねたになっているようだが、その辺りがこの居酒屋喫煙対応と同じ考え方なのだろうな。

東京周辺で、このOKサインが見つかるか探してみようと思ったら、東京の禁煙条例はもっと厳しいので、どうやら存在できないらしい。

参考までに喫煙率はこちら

http://www.health-net.or.jp/tobacco/product/pd090000.html

国の施策についてはこちら

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000189195.html

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