旅をする

高知でランチをするならば

高知市は人口32万人で、県庁所在地としては中堅どころの街だと思う。国公立の大学があり、百貨店があり、中心部の繁華街はアーケードになっているみたいな感じの町が県庁所在地だろう。ローカルテレビ局や地方新聞があり、県内の情報が集中し発信される。首都圏や近畿圏とはちょっと異なる「街の匂い」的なものが濃厚なのだ。

見た目はレストラン

高知は人口に比して飲み屋が多い町だという感じがしているが、その繁華街からちょっと離れたところにある料亭で食べるランチが最高だと常々思っている。繁華街には土佐料理の名店も多いが、どちらかというと夜の需要向けなのだろう、ランチとしてはお値段がはる。ローカル民限定御用達みたいな店もあるが、そこは敷居が高い。(昼からおっちゃんたちがカウンターでグビグビと酒を飲んでいる横で食べるオムライスは最高なのだが)

料亭の「職人が作ったランチ」は見た目も美しいが、旬の魚や野菜が盛り込まれ、おまけにコストパフォーマンスが抜群に良い。平日はビジネスランチで使われることも多いような気がするが、あまり混雑した日に当たったこともないので、のんびりとソロランチを楽しめる。
夜に来るといわゆる芸妓さんと御座敷遊びもできるようなのだが、料理を楽しむのであればランチで十分。カツオが食べたかったり、靭が食べたかったりするときは追加で注文しても良いし、今日は帰って寝るだけ的な休日であれば、昼から土佐の銘酒を楽しんでも良いだろう。

そういえば、高知で鮨屋に入った記憶がない。カツオだけで満足してしまうせいだろうか。ただ、高知は田舎寿司という超名物があるからかもしれない。昼に田舎寿司を食べると鮨屋に行く気にならないということか。

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