旅をする

ハワイ雑記 その8 チキンとビール

ワイキキの入り口に少しだけビーチが切れた場所があり、そこはヨットハーバーになっている。ヨットに乗ってセーリングなど気持ちが良いだろうなあとずっと思っていたが結局一度もヨットに乗ったことはない。世の中、願ってみても叶わないことはたくさんあるのだよね。

そのワイキキの外れにあるレストランが全米的には店数も多いチキンウィングのチェーン店だ。アメリカという国はなかなか贅沢ものが多いらしく、「チキン」といえば胸肉になる。日本のようにもも肉が好まれることはなく値段も安い。その上、骨の多い手羽肉はほとんどゴミ扱いなのだろう。だから、その安い手羽先を使った飲み屋のつまみみたいなものとして(廃物利用とでもいうべきなのか)手羽の唐揚げ、チキンウイングがファーストフードやピザ屋で人気商品となってきた。ついには手羽先専門店まで出現し、チキンウィングビジネス絶好調ということらしい。

まずは、チキンィングを頼む前にアペタイザーを注文しようとしたら、鳥の唐揚げと芋の唐揚げになってしまった。そもそもメインアントレ、本日の主役がもともと脇役だから、アペタイザーはもっと脇役扱い。

それでも嬉しいのはチキンウィング屋のだいたいはクラフトビール屋でもあり、ドラフト(生)ビールがたくさんあることだ。最低でも10種、普通は20種くらい置いてある。このサミュエルアダムスはボストンのビールだが、ここ20年くらいのお気に入り。アメリカに行けばこれを飲んでいる。プレミアムモルツをもっと濃厚にして華やかな香りを持たせればこれに近くなるか・・・・。そうなればすでに別ものだね。

手羽の辛くて酸っぱい唐揚げが「バッファローウイング」という飲み屋の定番おつまみ向なのだが、この店の名前は、それにワイルドが追加されている。どんなワイルドな手羽先が出てくるのか楽しみではないか。ちなみにバッファローは野生の牛の方ではなく、町の名前なのだが、このイラストを見ると野生の牛に羽が生えてきてみたいな事になる。それだと、遺伝改変生物キメラかファンタジー世界に登場する何か別のものになってしまう。

そして登場したワイルドなバッファローウィングは確かに辛さも酸っぱさも含めてワイルドだった。これだけ出てきて、まだはハーフサイズ。いつものことながらどんだけ大食いなんだよ、アメリカ人と言いたくなる。しかし、今回は美味しいクラフトビールがあるので意地でも完食しようと頑張った。
当然、次の日の朝飯は抜きの覚悟。結果は、ビール3杯で無理やりチキンを流し込み、若干の勝利感と引き換えに多大な胃のもたれに苦しむことになった。が、それでも満足度は高い。日本に開いて欲しいなあと思うバッファローチキンウイング屋だが、日本の焼鳥屋軍団には勝てないだろうな。
やはりこれはアメリカに、それも本土ではなく出先のハワイくらいで食べるのがよろしいようだ。

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