日比谷ミッドタウンにある皇居の見えるカフェのとなりが、ワークスペースというレンタル会議室的な場所だった。少人数で打ち合わせをするには、便利な場所だと思う。

オープンスペースで、内緒話には向かないかもしれないが、喫茶サービスもあり電源が使用可能で、これはテレワーク時代の都心の集合地として使えば、便利この上ないななどと考えた。

そして、会議に疲れたらレストランも隣にあるので、気分転換も簡単にできるし・・・。当然日比谷なので、おしゃれ系ブランチとかティーブレイクみたいな「かたかな」が似合いそうな雰囲気でもある。

レストランの脇からテラスにでると、そこは空中楼閣というか、空中庭園というか。ビルディングの中とは思えない空間だ。

ガラスの壁の向こう側に広がるのは日比谷公園で、公園の反対側は日本の魑魅魍魎が巣食う霞ヶ関界隈。真っ当な市民は近ずいてはいけない場所だし、小学生などは精神汚染されるので立ち入り禁止にすべきだ。

日比谷公園を見る
日比谷公園の中からは、その危ない世界が見えないが、脇から少し高度をとってみると見える景色だ。

東京は意外と高低のある街なので、日比谷公園を超えたあたりから西は台地が下っていく坂道になる。だから、妙に見通しがよく見えるが、その先の坂道の下にあるのが霞ヶ関界隈と国会議事堂に生息する人種がよく利用する赤坂。赤坂を見下ろすように立っているのが、霞ヶ関の主の首相官邸。

なんだか負のオーラが満喫できそうな場所だ。などと、日比谷公園を見下ろしながら思ってしまった。