食べ物レポート

ザンギという食べ物を極める 弁財天にて

ザンギという食べ物がどこまで全国区になったかは知りようもないが、北海道内でザンギが鳥唐揚げに変質しているのは事実だ。

昔はスーパーの惣菜売り場に行っても「ザンギ」しか売っていなかった。ところが本州から進攻してきた全国展開スーパーの拡大とともに、売り場に「鳥唐揚げ」が並ぶようになった。先月妙に気になり、札幌市内のイオン、ヨーガドーをみて回ったら、なんと「ザンギ」はすでに売り場にない。地元系のスーパーでもザンギではなく、鳥唐揚げになっている。これは歴史的文化的退廃であり、食文化の消滅現象だと一人で騒いでいた。
しかし、やはり心ある人たちはいる。少数ながらザンギ専門店というか、ザンギにプライドをかけた店もそれなりに生き残っているのだ。

布袋という中華料理屋は、何よりそのザンギで有名な店で、なんと嬉しいことにザンギ定食が餃子定食以上にゆるぎない存在感を示している。そしてその布袋が姉妹店を出した。「弁財天」は、飲茶を提供する中華料理店だが、セットメニューにはほぼほぼ「ザンギ」がついている。その名も布袋式ザンギ、強そうな名前だ。(まあ、弁財天は女の神様だから姉妹店ということで・・・)
注文したのは麻婆豆腐と麺とザンギのランチセットで、これはお買い得と言える。手前の小皿にあるのが2種類のザンギのタレ。もともとザンギはニンニクと生姜と醤油がベースの濃い味付けの鳥の唐揚げと定義できる。(味付けのバリエーションは店の数だけあるが)
だからタレをつけて食べる必要はないのだが、おそらく釧路地方のザンギ有名店が発祥のザンタレ定食が進化したものだろう。ザンタレは甘酸っぱい、いわゆる南蛮漬けのタレのようなものだ。

ザンギ本体は大ぶりの塊肉で、表面の衣はカラッとしている。小麦粉系ではなくデンプン系のカリカリさだ。そして、これを箸で食べるのが、生活習慣的に難しく(笑)、つい指で摘んでフライドチキン風に食べてしまう。はしたない食べ方だとは思うが、これがやめられない。本当はこのザンギを5個くらいテイクアウトして、家でゴロゴロしながら食べるのが良いのだよななどと思いつつ。味付けは正統醤油味でニンニク生姜か強め。旨しだ。

狸小路3丁目にあったサンデパート跡地が取り壊しになり、新ビルが建設されている。そこに入っていたドンキホーテが、向かいの狸小路4丁目に移り、そのドンキビル?にレストラン階ができた。なかなか個性的なラインアップのレストラン街だが、弁財天はそこにある。ザンギを食べに行くというと大袈裟だが、まさにザンギを食べに行くための店だ。

ちなみに麻婆豆腐も個人的には好みでありますよ。

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