食べ物レポート

ランチパックの話 その5・・・まだまだ続く

またこの話かということにもなりそうだが、もうしばらく続く予定。
さて、元祖フジパンの製品を後追いしたヤマザキのランチパックだが、テレビコマーシャルもやっているので知名度はランチパックの方がありそうだが、同じフレーバーでは「ピーナッツ」が主導権争いを続けている。(と断定)フレーバー争いでは、他にタマゴとかツナとか、いわゆる定番系の他に苺ジャムとかチョコレートも、そっくりさんで争っている感じがする。
では、商標登録等の知的財産権は横に置いておいて、あれまあという似たものを比べてみよう、その1ということで。

スナックサンド「やきそば&辛子マヨ」
「ランチパック「ソース焼きそば&マヨネーズ」
この微妙な張り合い感が素晴らしい。特に「〇〇と△△」ではなく「〇〇&△△」と両者とも「&」を使うあたりが、ばちばち火花が飛んでますねえ。
おまけにランチパックは新発売ですから、ヤマザキがフジパンの後追いで追撃戦を挑んだということでしょう。うーん、これぞ資本主義の権化たるフォロワー戦略、それも業界ナンバーワンがやるフォロワー戦略ですから山崎のN「O1マーケティング戦略」は万全と言えるでしょうねえ。これをフジパンが迎撃するには、尽きることない新製品投入でなんとか振り切るしかないのだが、二番手がやる戦略としては体力消耗が激しいので、下作となる可能性が高い。
味はというと、これも目隠しされればわからないのではないか。ソースの味が薄めというかマイルドなため余計そう感じる。

後追いの強さだ

その「新商品連続投入・・・2位では苦しいんです戦略」の典型例として、スナックサンド「サバカレー」があると思うが(個人的には好みでありますよ)、ランチパックはこれを追い落とすべく「サバマヨ」投入し、おまけにパンを白から茶に帰るという荒技で対抗。(業界一位のマウント型二番手潰し手法だな)

サバは健康志向のタンパク質なのでメンチカツなどよりウケが良いか?

いやいやえげつない業界ナンバー1とナンバー2の戦いです。ところが、フジパンが取るべき戦略は、日糧パンがちゃっかりやっていました。ごぼうサラダをサンドしたヘルシー系で、おまけに同胞たるヤマザキは対抗製品を投入しない。これぞナンバー3・4が取るべき差別化、石塚、ニッチ戦略の典型。

甘くもなく肉系でもない別路線は「アリ」なのだ
個人的には好みでありますよ

なんとも目立たない地味な戦争が、パン業界のそれまた一部で熾烈に繰り広げられているのを発見してしまったので、この話はまだまだ続きますよ。
しかしマーケティングの教科書に載せたいくらいの戦いっぷりだなあ

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