食べ比べてみた ピーナッツ
ランチパックの?は続いているのだ。まずおさらいで、フジパンのスナックサンドというのが一番最初の商品で、その後追いでヤマザキのランチパックが発売されたというのが両社のサイトで調べた結果だが、今ではランチパックの専門店が池袋と秋葉原にあるので、どちらかというとランチパック優勢の気配がする。
北海道で発見したロバパンはフジパンと資本提携して製造。そのためか北海道ではフジパン製スナックサンドは見当たらない。ところが、北海道ローカルの日糧パンが、ラブラブサンドというそっくり商品?を販売している。
そこで、4社とも同じフレーバーを販売しているので比べてみようというのが今回の話。きっかけは、間違い購入だったのだが。実は、スーパーの同じ売り場で同じフレーバーが重複していることは少ない。だから、ランチパック「ピーナッツ」を食べようと思って、スナックサンド「ピーナッツ」を買ってしまうことは当然あり得る。逆に、食べ比べをしようと思えば(普通そんなことは考えないと思うが)数店のスーパーを回って購入しなければならない。




まずパッケージデザインは、それなりに各社とも違いがある。フジパンに「元祖」の二文字があるのはお約束として、比較するべきは、商品名下の説明文。
フジパン「ピーナッツのつぶ入りで香ばしい」
ロバパン「ピーナッツのつぶ入りで香ばしい」・・・フジパンと同じというのも当たり前か。
ヤマザキ「なめらかなピーナッツクリームをふんわりパンにサンドしました。」
日糧製パン「香ばしい粒入りピーナッツクリームをサンド。」・・・なんだか二社を混ぜ合わせたような説明文。
実は日糧製パンは山崎製パンと業務提携しているので、微妙な関係といえる。
では、ぱっと見で各社の違いがあるとは思えない(当然、買い間違いは起こるだろうなあ)ピーナッツサンドを食べ比べてみると、フジパン・ロバパンがちょっとざらついたクリーム感、つまり粒感があるが、味としては4製品変わりがあるようには思えない。目を瞑って食べたらわからんなあ、というのが正直な感想だ。
ただし、似たような味ながらお値段は各社で違う。そもそも同じ会社の製品でも買う場所(スーパー)に寄って違っているのだ。一番安いところと高いところでは20円程度は差がある。なんと言っても一番安いのは関東で買うフジパン製で100円(税別)を切る。北海道ではどの会社の製品もちょっと高いいようだ。
ランチパックはラグビーW杯のプレスルームで無償提供していて、それが「うまい」と外国人記者に好評だったそうだが、確かにこのピーナッツ味は万国受けしそうな甘さと柔らかさだから肯ける評価だろう。
まだまだランチパックの話は続くのだ。