食べ物レポート

えん ふたたび

最近の新宿のお気に入りが、「えん」という居酒屋で席と席のスペースが広く、居酒屋特有の話し声が反響してワーンといった煩さをあまり感じないのが良い。そして料理も手の込んだ一品というより、きちんとした手順を踏んで料理した感じがするのが好ましいところだ。大振りの皿で出てくる料理は一人前と言うには少し大きかったり、多かったりするのだが、それを二人で分け合うとちょっと物足りないと言う絶妙なバランスだと思う。だから、この店では基本的に料理は独り占めすることにしていて、注文の時に同席している知人や友人に、〇〇頼むけど、食べたいかと聞く。食べたいと言われれば二皿注文する。シェアはしない。それで量が多いと言うのであれば、それまでだ。

鉄板ではなく溶岩で焼くと肉はうまいそうだ。溶岩は熱をよく内部に溜め込むので、じっくり焼けると言うような理屈だったと思う。確かにうまいような気がするので、ずいぶん昔に富士五湖近くの道の駅で溶岩プレートを買ってきた。溶岩プレートは割れやすいと聞いたので予備を含めて3枚買ったのだが、今だに三枚とも現役だ。たしかに溶岩プレートで一人焼肉をすると、鉄板で焼くより時間がかかるがうまいような気がする。そんなことを思い出しながら、溶岩プレートで焼いた鶏肉を岩塩で食べる。大葉が良いアクセントだが、これが洋風の香草でもうまいだろうな。

また、いつも注文するのが魚のカブトだが、煮魚では頭のところが一番うまいのではないかと常々思っている。ただ、実は兜煮で一番うまいのは、魚の出汁がでた甘辛つゆで仕上がったゴボウだろう。家でこれをやれば翌朝には、つゆの残りが固まって煮凝り風になり、それを熱々ご飯にかけたものが楽しみなのだが、居酒屋ではそうもいかない。ガーリックトーストがあれば頼んでみるのだが・・・といつも感じる。魚の煮物で、魚は主役ではないなと思う今日この頃。
そもそも旨い煮魚を出す店は絶滅危惧種認定しても良いくらいだから、この店は貴重だ。ちなみに池袋やなどの大型ターミナル駅周辺にも支店はたくさんあるようだが、好みは新宿店。上の階が外国人観光客に人気の食べ放題店なので、エレベーターはちょっと混み合う。予約してから、待ち合わせの時間より少しは早めに行くのがお勧め。

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