食べ物レポート

ラーメン  北海道対決

北海道の変わり種 カレーラーメンはスープカレーのルーツだ

またラーメンの話だが、これは季節的偏差というもので気温が高いうちはラーメンの試食がしんどいので蕎麦や中華料理を食べている。夜の飲み会では魚が多いし、季節や旬の食べ物に手を染める。だから、気温が下がった時こそ集中的にラーメン。と言ってもせいぜい週に二回も食べれば立派なものだ。

千歳ラーメンのカレーラーメン

さて、千歳と苫小牧の間にカレーラーメンの有名店がある。最近は観光客がバスで押し掛けるようになり、店内は改装されセルフサービスになった上に値上げしていやがった(と文句の一つも言いたくなるくらいサービスレベルは低下した)ので、もう行かないぞと見限ってしまった。千歳にはこのカレーラーメンを提供する店が何軒かあり(コピーだろうけれど)、まあ、あまり困りはしない。
一番お手軽なのが千歳空港フードコートの千歳ラーメンで、ここのカレーラーメンはまあ標準的なレベル。見た目は、あまりカレーっぽくないが、食べればボンカレーっぽさがあるマイルドカレー味だ。トッピングも含め、何一つ尖ったところはない。が、これで良いのだろう。そもそも千歳空港でラーメン食べるときに、カレー味頼むのも微妙におかしい気がする。まあ、空港で最後に食べるラーメンということであれば、やはり有名店が立ち並ぶラーメン道場のほうに行くだろう。このフードコートでラーメン食べているのは、空港内で働いている地元従業員くらいではないのかな。
カレー味にしたラーメンスープが、スープカレーのルーツだと聞いたことがあるが、まさしくそんな感じの味がする。北海道では相当変形の部類に入るカレーラーメンだが、期待を裏切らない程度にはうまいと思う。

北海道味噌ラーメンの系譜 純蓮の拡散

高田馬場 羅偉伝 醤油ラーメン

高田馬場がラーメン激戦区だった頃(今はだいぶラーメン店が減ったような気がするが)、札幌味噌ラーメンの名店「純蓮」が支店を出した。横浜のラーメン博物館出店の後だったような気がする。どちらにしても、当時は珍しかった札幌味噌ラーメンが手近な街で食べられるということで、随分重宝した。純蓮の味噌ラーメンは、地元でも小一時間の行列待ちは当たり前の人気店だが、いわゆる老舗のラーメンとはちょっと違う。冷めないようにと、スーウの表面を厚く油が覆う。だから、湯気が出ない。それを舐めてかかって一気に食べようとすると、油の熱さで火傷する危険ラーメンだ。要は、普通のラーメンとは違う。観光客どころか地元民泣かせの「特殊ラーメン」なのだ。
そんな純蓮高田馬場店に、しばらく行かないまま、気がついたら改装されて店名が変わっていた。これはもう残念至極だったのだが、どうやら味噌ラーメン屋らしいので入ってみたら、なんと札幌味噌ラーメン、純蓮の暖簾分けだったらしい。だから、ラーメンは純連的正統性を保っている。麺はサッポロ風の中太縮れ麺、スープは豚骨ベースでコッテリ系の味噌味。これでもう少し油膜が張るほど油が入って入れば、オーソドックス純蓮と言っても良い。濃い味付けと歯応えの残る麺がマッチしている。こんな濃い味の店にもしっかり女性客(おまけにソロ)はいるので、札幌ラーメンも東京に定着したことがわかる。

九州系の白い豚骨スープも良いが、やはり味噌や醤油で黒くなったスープが好みだ。自分のルーツを再確認させてくれる食べ物であり、出来れば月に1回くらいに我慢した方が良さそうな代物でもあるのだよね。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中