食べ物レポート

浜松といえば餃子

五味八珍の目指すものとは   ・・・餃子屋?

浜松と宇都宮の餃子バトル、毎年一進一退の繰り返しだが、それにしてもなぜそんなに餃子を食べるのか、ひと事ながら不思議だ。両市民にとってなじみ深い餃子の味を語るのは、いささか危険思想に当たると思うので、ここは餃子の話をするつもりはない。二つの餃子の差を語る意思もない。ただ、見た目の違いはある。もやしがつくかどうか、円形に並べるかどうかあたりが浜松餃子の特徴のようでわかりやすい。

五味八珍という静岡県ローカルの中華チェーン店が、静岡県民にとってはソウルフードであるらしい。中華料理店だとずっと思っていたが、いつの間にか「餃子の五味八珍」と名乗るようになっていた。まあ、それはブランドの建て方という、かなり奥深い課題の成果なので周りがとやかくいう必要はない。ただし、餃子屋になったせいか中華料理屋としてのメニューバラエティーが減った。これはなかなか難しいことをやっているなと感じる。中華料理屋というのは町場の大衆店であろうが、ホテルの中の高級店であろうが、メニューの多さが売りだ。また、メニューの多さこそが料理人の技量を示す尺度でもあり、少ないメニューで商売をするのはチャイニーズレストランとしては得策とはいえない。五味八珍は中華のファミリーレストランであり、かなり危険な思想を実践しているなという感じがする。
ちなみに商売がうまくいかなくなると必ずメニューを多角化するのが外食・レストランの習性なので、この五味八珍のメニュー絞り込みは、ビジネスが成功している証明と見ることもできる。

さて、浜松餃子の話をすると、この円形盛り、もやし付きが何より大事らしい。実は5年ほど前にこの店で餃子を注文した時、浜松餃子と普通の餃子の両方を売っていた。違いは何かと尋ねてみたら、もやしがつくかつかないかだと言われて、呆然としたことがある。今回はそんなことはなかった。おそらく社内で餃子の統一が行われたのだろう。

味は普通にうまい餃子でビールによく合う。
文句はない。某関西系餃子の・・・と言う中華チェーンや、某東北系ラーメン専門店の餃子と比べても明らかにうまいと思う。ただし、ここで立ち止まってはいけないのだ。埼玉県ローカルの中華チェーンの餃子は、これと遜色ないレベルにあるので、「餃子の・・・」と名乗りたいのであれば、競合に対する注意と研究が必要だろう。関西発の餃子チェーンは明らかにレベルダウンしている。以前は店によって当たり外れがあったが、今は全体的に低位安定になってしまった。埼玉系の餃子チェーンは、西日本へ展開を開始しているので、首都圏から攻めていくと激突地は浜松あたりになる。ちょっと楽しみな餃子戦争、東西対決も含め三つ巴?になるかワクワクして待とう。

唐揚げのうまい餃子屋

そして、浜松餃子専門店?でありながら、恐るべき高い水準だったのが、鳥の唐揚げ。これは本当に高い水準だ。某フライドチキンチェーンはこれをパクって商品開発してみたらどうかと思わせる水準の高さ。この世に唐揚げ専門店を名乗る店やチェーンは多いが、油と鶏肉と衣の品質管理に手を抜きすぎているから、なかなか安定して商品を提供できていない。有名な釧路の唐揚げ屋では油が発煙していた。トンカツ屋が運営している唐揚げ屋でも味のばらつきが多い。スーパーで売っている唐揚げに至っては、ほぼ論外と言いたいくらい無水準だ。(調理後、時間が経った時の衣の状態維持を考えて商品開発しろと言いたい。唐揚げとは経時劣化する食べ物なのだよ)
ついつい完食してしまったのだが、これは一つ二つ持ち帰って経時劣化を見るべきだったと反省した。

五味八珍とさわやか、浜松の誇る二大ローカルチェーン、首都圏内に出店してくれないかなあと心底思う。

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