食べ物レポート, 旅をする

青森のうまいもの 郷土料理

津軽三味線ライブで一杯やろう

青森の飲み屋街のはずれに津軽三味線ライブの店があり、たまに立ち寄る。最近は団体客も多く盛況が続いているらしい。昔は席だけ予約して料理は適当に当日注文することにしていた。
ところが今回は夏休み中という事なのか、とても混み合っているので一人前のセットを注文してくれと言われ、まあ、それも良いかと宴会セット風にしてみた。

刺身の盛り合わせや一品料理が色々と出てくるので、面倒くささがない。それはそれで便利なのだなあと納得した。セット料理の困るところは自分の嫌いなものが入っていると途端に興ざめしてしまうからだ。特に最近は若い人向けに和食でもチーズを多用する困った風潮があり、帆立貝のチーズ焼きなどが出てくるとげんなりしてしまう。(チーズがうまいという人が増えるのは仕方がない、高タンパク、アミノ酸、旨味成分多しの食材がチーズだから、ダメダメなポテトもチーズで変身する。万能調味料だから仕方がない)

しかし、青森の郷土料理的ラインアップにはまだチーズが不参加だった。

その中でも一番のお好みはホタテフライとイガメンチ。津軽地方ではイカのゲソの唐揚げを郷土料理として愛好しているそうだが、最近のイカの不漁で「イガメンチ」の販売をやめる総菜屋もあるらしい。イカの有効利用として、食べ残されてしまうイカゲソを下足天にするのも良いが、イガメンチは是非全国で普及してほしい「うまいもの」だと思う。
ゲソをみじん切りにしてキャベツなどを合わせ小麦粉で練り上げたものといえば、全く旨そうに聞こえないが、実物はうまい。イカ好きにとっては好物なのだ。

青森の漁場は北海道南部とかぶるので、基本的に魚種は北海道と同じだが、微妙に味が異なる。北海道の方が、より日本各地の料理と混血し、かつ乱暴(手抜き)なので、干して焼いただけという焼き魚が多い。酒粕につけたり味噌につけたりという料理は、やはり日本の伝統的な食べ物だろう。(北海道は日本に帰属してからまだ150年)

青森名物ホタテの貝焼き味噌は、個人宅では専用巨大帆立貝の貝殻が用意されているようだが、営業用にはステンのホタテ型皿で調理。味噌とホタテの組み合わせは、なかなか捨てがたいものがある。一時期はホタテが相当な期間、不漁だったようだが、今では戻っていいるらしい。青森郷土料理にはホタテはエース級なので、めでたしめでたしというところ。予想していた以上に火を通すのでちょっと煮詰まったくらいで食べるようだ。

「たか久」は団体客によっては入れないことがあるので、事前予約がオススメ。ほぼほぼ住宅地の中にある不思議な場所で、もう一軒飲みに行こうという時にはちょっと歩かなければならない。青森駅からだとタクシー利用が無難なほどの距離がある。津軽三味線のライブを見て、ねぶた祭りの体験もできる賑やかな店だが、料理も十分に楽しめる高いレベルだと思うよ。大間の本鮪とかウニとかも良いね。

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