旅をする

いけすのあるコンビニ

これがコンビニ?という驚異の店があるらしいと情報を得たのは去年の終わり頃だった。

青森県にあるオレンジハートというコンビニエンスストアの話だ。外見は普通のコンビニ、場所は青森市から車で1時間くらい走らせた場所にある。トラックなども走る幹線道路沿いのコンビニで、駐車場も広い。他のコンビニチェーンと違うのはポール看板がないことくらい。店名を「オレンジハート」という。ネットで見るとテレビなどでも取り上げられたことが多いようだ。では、なぜ田舎にあるコンビニがニュースネタになるのか。

答えは簡単で店内にいけすがある。ぶくぶくとポンプの泡が立ついけすに、カニやら貝やらが放し飼い?状態。もちろん売り物だ。しかし、こんな生き物(当然、調理可能、食用)を売っているのはなぜなのだろう?青森県のどこかの漁業協同組合直営店なのか?などと勘ぐりたくなるが、実はこのコンビニの最大の特徴は手作り弁当と惣菜なのだ。

訪れたのは朝10時と、昼のピークにはちょっと早い時間だったためか、商品の品揃えは欠品あり状態。それでも揚げ物は、ぼほほぼ完璧な品揃えだった。この惣菜を好きなように買っていくのは、おそらく近隣住民ではなく(山の中なので)、トラックドライバーやルートセールスマンの方達だろうと想像する。

揚げ物群には、当然のように青森津軽地方名物「イガメンチ」もあり、鳥の唐揚げよりこちらの方がよっぽどうまそうだ。g単位で計量し料金が発生する仕組みで好きなだけ買えば良い。レジの横の重量計で測るとイガメンチ二個でおおよそ80円。これが高いか安いかといえば、圧倒的に安い。大きさは、普通にあちこちにあるコンビニの鳥唐揚げの倍くらいの大きさだと思う。この二個で唐揚げ四個分程度だ。(L社の ○○あげくんとの比較で)
手作り感満載の不揃いな形がご愛嬌で。

カレーも量り売りなのだが、仕組みが面白い。
ルール1 まず入れ物にご飯を150g以上入れること
ルール2 そのあと好みのカレールーを好きなだけ入れる。

推測だが、カレールーだけ持っていく奴がいてそれだとコスト割れするのだね。そして、福神漬けもお好みで入れて、レジで計量すると、お値段が決まる仕組み。
ちなみに、このカレーは260円だった。ご飯は150g入れたので、お茶碗に一杯半程度。カレーとしては小盛り的な感じだろう。ビーフカレーが辛口で、好みの味だったのが印象的。イガメンチもうまかった。できればフライドチキンとか、焼きそばとかも食べてみたかった。

手作りのサンドイッチもラインアップが多いようだが、普段食べない海老カツを選択した。ポテトサラダとかカツとか卵とかの定番はもう少し安いようだ(この時点で並んでいなかった)

しかし、このいけすのカニはなんという種類なのか、そしてどうやって食べるのか、すベて謎だった。多分カレーの重量を計った重量計でカニも重さを測るのだろうな。
そして、コンビニのふりをしながら、この惣菜と弁当と生きた海産物以外は、今にも倒産しそうな閉店直前のコンビニ的な品揃えで、それにもかかわらず食材以外にも文房具とか石鹸とかスナック菓子とかが申し訳なさそうなぐらいで陳列されている。これはさすがに写真には取れないレベルだった。

関東圏で言えば、オリジン弁当がコンビニ始めました的な感じなのだが、それでもオリジンが生きたカニや貝を売るかというと、全くもって自信がない。
いやいや、青森すごすぎるでしょ

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